PROFILE

Masumi Kurata

子どもの頃から自然が好きでした。浜松の田舎で生まれ毎日、林で遊ぶ日々。

父の実家は大きな農家でした。レタスの出荷を手伝ったり、蚕に怯えたり。お腹が空くと木に登り八朔をもぎり、夕方になると薪を割って風呂を沸かす。そんな生活でした。

大学を出た後は、百貨店と銀行で働き毎日夜遅くまでクタクタに働く日々。

結婚を機に家庭に入り、庭に植えた一株のペチュニアがたくさん咲いたとき、私の中に懐かしさやたくさんの力が湧きました。

そしてピエールドロンサールという一本のバラを購入した事がとても大きな転機になりました。一輪のバラを咲かすために、夜も玄関まで裸足で降りて絶えずバラとにらめっこ。

どうしたら上手く育つのかなと、どんどんバラにハマっていきました。

気がついたらローズガーデンのある園芸店で働き、20代・30代とどっぷり園芸に浸かった日々を過ごしました。